私は、一度だけ、相性が良くない先生のレッスンを受けたことがあります。
その先生の教え方が、私には合わないように感じたので、少しレッスンを受けて、すぐにやめました。
レッスンを受ける上で、先生との相性は、とても大事です。
相性が良くないと、楽器の上達が遅くなるだけでなく、楽器を弾くことに対して、ネガティブな感情を持つようになってしまうかもしれません。
こんな先生からは私は、習いたくない、という項目をあげていきます。
弾けないからといって怒る
なぜ、弾けないという理由で、怒られないといけないのでしょうか?弾けないところを弾けるようにするためにレッスンに通っているのです。それで怒られても理不尽に感じます。
もちろん、「怒った方が生徒の為になる」と先生が判断すれば、怒るのも良いと思います。
ただ、先生が怒ることで萎縮するタイプの生徒だったり、反感を抱くタイプの生徒だったら、どうでしょうか?
最悪、生徒は楽器を演奏することが嫌いになってしまいます。
怒らないで指導してくれる先生から私は、習いたいです。
自分の技術が正解で、他の奏法は間違いだと思っている
人には体格や年齢、性別など、それぞれ違いがあります。
それなのに、先生から「自分が築き上げてきた技術が最高だ、それ以外は間違いだ」と言われてしまうと、どうでしょうか?
自分には合わない技術に、無理矢理、自分を合わせることになります。
先生にとって合理的な奏法でも、それが必ずしも生徒にとって合理的だとは限りません。
生徒一人一人に向き合って、生徒に合わせて指導してもらいたいです。
教える内容が多い
これは、先生からしたら、コントロールが難しいそうです。レッスンをしていると、どうしても言いたいことがたくさん出てきて、そのまま伝えたくなってしまうそうです。
ただ、生徒からしたら、一度にたくさん言われても覚えきれないし、どこから修正していったら良いか分からず、混乱してしまいます。
さらに、先生からたくさん注意を受けると、弾けてないことばかりに意識が向いて、落ち込んでしまいます。
生徒のレベルに合わせて、言いたいことはポイントをしぼって教えてもらいたいです。
まとめ
レッスンを受けることは、楽器の技術向上のためには必要不可欠です。
ただ、人には相性というものがあります。誰かにとっては相性の良い先生でも、自分にとっても相性が良い先生だとは限りません。
「この先生とは相性が良くない」と思ったら、思いきって、別の先生を探してみてください。
どこかに自分と相性の良い先生がきっといるはずですよ。
ちなみに、「相性が良い先生」とは、「レッスンを楽しく感じる先生」だと私は思っています。
相性の良い先生に教えてもらうと、出来なかったことが先生の一言で出来るようになったり、楽器に対する理解が深まったり、演奏することに対してポジティブな気持ちになります。
自分にとって、相性の良い先生を見つけてくださいね。