言いたいことは山のごとし(^^)

コントラバスと歌う日々

アマチュアのコントラバス奏者が好きなことを書くブログ

弓についてのエピソードを集めてみた

弓は、弦楽器奏者しか使いません。弦楽器奏者にとって、弓は、自分の腕の一部のような大切な存在です。

 

今回は、そんな大事な弓についてのエピソードを書いてみました。

f:id:gbassmusic:20171117171701j:plain

毛替えをして下さい

弓には、毛が張ってありますが、毛は消耗品です。半年~1年に一回程度、毛を張りなおす必要があるのです。弓の毛は、馬のしっぽを使っていて、楽器屋さんで張りなおしてもらえます。

 

さて、これは、友人から聞いた話です。

 

ある日、髪の毛の長い女の人が楽器屋さんを訪ねてきました。するとその女性は「私の髪の毛を弓に張ってください。そのために、ここまで髪の毛を伸ばしました。」と言ってきたそうです。

 

普通、弓の毛に人間の髪の毛を使うことはありません。楽器屋さんは驚いて、何度も確認したそうですが、やはり、自分の髪の毛を使ってほしいとのこと。一応、やってみます、と言って髪の毛を弓に張ってみたら、意外と上手くいったみたいで、その女の人に無事に弓を渡せたそうです。

 

弦楽器奏者なら、「髪の毛を張ってみたらどうなるだろう」ってことは、一度は考えたことがあるかもしれませんが、実際に行動に移す人がいるとは思いもよりませんでした。

 

私が自分で試すことはないと思いますが、実際にやっている人がいたら、試しに弾いてみたいなあ、とは思います。

 

譜面台が倒れた先には

これは、本当に怖いです。以前、人から聞いた話です。

 

ある日、バイオリニストが譜面台を倒してしまいました。その先には、別のバイオリニストがいて、倒した譜面台が、弓を直撃したそうです。
 
弓本体にダメージはなかったそうですが、弓の毛が何十本も切れてしまったのでした。
 
譜面台を倒した人はめちゃくちゃ謝ってたそうですが、その話を聞いたときは、冷や汗が出ました。

 

松ヤニ塗りすぎ

松ヤニを塗ると、なんとなく上手に弾ける気がする。

この気持ちを分かってくれる人はいますか?

 

松ヤニは、魔法の粉でも何でもありません。松脂を塗ったからと言って、いきなり上手に弾けるようになる、なんてことはありません。

でも上手に弾けないと、なんでも良いから頼りたくなってしまうです。

 

これは、ある日の合奏中の話。

 

練習をしていなくて、あまり弾けないところなのに、指揮者から「ここを、コントラバスパートだけで弾いてみてください」と言われたことがあります。

 

同じ経験をした人は分かると思いますが、自分が弾けないところを「パートだけで弾け」なんて言われた日には、心臓が口から飛び出しそうになります。

 

「魔法でもなんでも良いから、今だけ弾けるようになってくれ!」とばかりに、松ヤニを塗りたくってたら、松ヤニのぬり過ぎで、毛がギトギトになってしまいました。

 

そして、音が出しにくくなって、余計ひどいことになってしまいました。

松脂を塗りまくったって、急に上手になるなんてことは、もちろん、ありません。

精神的にもダメージを受けて、ついでに弓の毛について松脂が落ちるのに、しばらく時間がかかりました。

 

今では良い思い出です。

まとめ 

弓って見た目はただの棒ですが、奏者にとっては大事なものです。これからも楽器を弾き続ける限り、弓についてのエピソードが増えていくんだろうと思います。