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コントラバスと歌う日々

アマチュアのコントラバス奏者が好きなことを書くブログ

音楽で生きていくことを考えたときに、音楽の才能があるっていうのは、得なことなのか?

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誰でも「あなたには音楽の才能があるよ」と言われると嬉しくなりますよね。

 

ただ、音楽の才能があると、無条件で成功するのか、というと、それは違います。

どれだけ上手に演奏できたとしても、それだけで世間に認められる訳ではない。音楽的にはイマイチでも、いつも音楽ホールをいっぱいにする人もいる。

 

才能があるからといって、それだけで一生安泰な訳ではないんです。

 

だったら、「音楽で生きていこう」と考えたときに、別に、ずば抜けた音楽の才能は必要ないのではないか、と思うんです。

才能がなくても、ファンの数が多ければ、成功していることになるのではないか?

生きていく為には、お金を稼がなくてはいけません。

そして、稼ぐことを考えた時に、大切なのは、音楽の才能があることよりも、ファンのが多いこと。つまり、自分を必要としてくれる人数が多いことではないのか、と。

 

どれだけ素晴らしい演奏をしても、それを必要としてくれる人が少なければ、稼ぐことはできません。

 

例えば、今、日本の伝統技術の継承者がいなくて、貴重な技術がなくなってきています。

 

後継者がいない理由のひとつは、技術は素晴らしくても、買い求める人、言葉を変えると需要が少ないから。

 

伝統技術だけでは食べていくのが難しいから、なり手が少ないんですよね。

 

ならば、素晴らしい技術じゃなくても、たくさんの人が求める物や、サービスを提供できる方が、生き残れる、ということです。

 

音楽も同じ。結局、才能があふれる、素晴らしい演奏が出来ても、必要とされなければ、音楽だけでは生きていけません。

世間には、耳が肥えている人より、音楽はよくわからないと思う人の方が多い

芸能人格付けチェックというテレビ番組があります。その中で、プロの吹奏楽団と、アマチュアの吹奏楽団と、どちらが演奏しているのかを予想する、という内容がありました。

 

結果として、結構、外す人が多かったです。つまり、よほど音楽に精通してないと、上手な演奏を当てるのは難しい、ということ。

 

芸能人ではなくて、世間一般の人に同じことをしてもらっても、おそらく同じような結果になると思います。

 

世間には、耳が肥えている人より、音楽は良く分からないって人の方が多いんです。才能が必要になるのは、プロの音楽家の前で演奏したり、コンクールで優勝を目指したりするようなときのはず。

 

お金を稼ぐには、音楽は良く分からない、という人がたくさんいるところで勝負しなければなりせん。その時に必要になるのは、音楽の才能よりも、マーケティング力や、プロデュース力ではないかと。

結論

音楽の才能があることは、大きな武器にはなります。ただ、それだけでは生きてはいけない。

 

なぜこんなことを考えたのか、というと、プロオケの団員のお給料が、あまりにも低かったから。

とんでもない才能を持った人が、死ぬほど努力をしてきて、入団したプロオケで、それに見合った報酬をもらえない。

 

それを考えると、なんだか理不尽で、やり場のないもどかしさを感じました。

才能があるだけでは、稼ぐのは難しいんだな、と思ったのがきっかけです。

 

結論としては、才能があることだけを頼りに、音楽で生きていこう、という考え方では、才能があることは、得にはなりません。

 

むしろ、音楽でお金を稼ぐということを目標にするなら、才能があることが足かせになってしまう可能性もある。

 

弁護士や歯科医など、難しい資格を持っていることにあぐらをかいて、努力をしない人と同じことになる、ということです。そういう人は、どんどん仕事がなくなってしまうのでしょうね。

 

「才能が全てではない。才能を一つの武器として考えられるかどうか。」

これが音楽で生きていこうと決意したときに、大切になる考え方なんだと思います。