言いたいことは山のごとし(^^)

コントラバスと歌う日々

アマチュアのコントラバス奏者が好きなことを書くブログ

音楽と関係のないことが、演奏の役に立つ

楽器の演奏が上手な人は、美しくて、感情豊かで、聞く人を引き込むような、そんな演奏をします。

 

そういう腕が立つ人は、どんな風に音楽の技術を磨いているのか考えると「2種類の技術をバランス良く習得しているのではないか」と思います。

 

「楽器の技術」と「音楽性」です。 

 

楽器の技術は楽器や譜面などを使って練習しなければなりません。

 

でも、音楽性は、音楽とは関係のないところでも、磨くことが出来るのではないか、と思います。

f:id:gbassmusic:20171123204147p:plain

楽器の技術

楽器の技術とは、音を思い通りに出せる技術、ということですね。

 

楽器を習ったばかりの頃は、楽器の技術を習得していくことで精一杯です。

 「音がかすれないように、弓を動かす」とか「弦を押さえるときに必要な力だけで押さえる」とか。

この段階では、音楽性のことまで考える余裕がありません。 

 

この技術は、反復練習だったり、地道な基礎練習で鍛えるものです。楽器を始めたばかりの人は、基本的には、この技術を磨くことに専念します。

 

この技術がないと、音楽性を表現するレベルまで届かないからです。

音楽性

楽器の技術がある程度まで固まると、次は、音楽性を磨く段階になってきます。

 

このレベルになると、「その人にしか演奏出来ない音楽を奏でる」「作曲者の言いたいことを音で表現する」という世界になってきます。

 

この技術を磨くには、一流の演奏家の演奏を聞いたり、作曲者の心情を理解する勉強をしたり。音楽を作り上げる勉強をすることになります。

 

あと、これらの音楽に関係のある勉強をする以外に、音楽とは関係のないことをするのも、音楽性に磨きをかけてくれるのではないか、と思うのです。

音楽とは関係のないことをする大切さ

音楽のことばかりやっていては、演奏するときに表現しにくいのではないか、と思います。

 

ある少年のピアニストが曲を紹介するときにこんなことを言っていました。

「ここの場面は、作曲者が恋をしていることを表現しているのですが、僕はまだ好きな人がいないので、イメージしにくいです。なので、家で飼っている大好きな犬と遊ぶ場面を思い浮かべて演奏しています」と。

 

飼っている犬と遊んだ思い出が、演奏に生きるのです。この少年に恋人が出来たら、また違った演奏になるのでしょうね。

 

このように、経験が音になるのならば、音楽のことばかり考えていては、良い演奏は出来ません。

 

人生経験の豊かさが、演奏に反映されるのです。

まとめ

演奏に表情の豊かさや、色彩を与えてくれるのは、その人自身の人生経験なのではないか、と思います。

 

一見、音楽とは無関係のように見えることでも、音楽性を磨く上で大切なことって、たくさんあります。

 

楽器を弾く練習も大切ですが、たくさん遊んで、たくさん経験して、たくさんの感情を味わって、楽器の練習以外のことも楽しむ。

 

それが、良い演奏に繋がるのです。